自給自足って何?人生って何?

アラフィフおっさんが離婚、仕事を辞め、理想を求めて田舎で暮らす記録です。

柿渋作り

こんにちは ナリです。

 

今日は旧暦8月15日の中秋の名月

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近くの弓ヶ浜でお月見

 

今年の伊豆は何処も柿の実つきが良く

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庭の柿の木も沢山の実がついたので柿渋を作ります。

 

柿渋は昔からの生活必需品で

古くは平安時代から作られた日本固有の発酵液

日本各地に産地があり美濃渋、山城渋、備前渋、会津渋、越前越中渋、赤山渋などと呼ばれ

江戸の町には渋屋と呼ばれる専門店が存在していたそです。

 

柿渋は防水、防虫、防腐、消臭効果があり

塗料、染料、民間薬、清酒味醂を作る時の清澄剤など

色々使える優れものです。

 

今回柿渋を作り天然素材の塗料として使います。

 

色がつく前の青渋柿を収穫して

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粉砕し

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樽に入れ

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(今回は水で薄めた液と原液の2種類作る)

 

時々攪拌して発酵を促し

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10日ほど待つと

タンニンを感じる青臭さが出ています。

 

ザルと布で濾し

容器に入れて
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数年かけて発酵・熟成させます。

 

ひとまず2年間寝かせて様子をみようと思います。

 

 

では また..